2017年10月3日、埼玉県女性キャリアセンターが主催する「在宅ワークビジネスマッチングフェア2017」に参加してきました。対象は在宅ワークをしている女性と、これから在宅ワークを始める女性。特徴はなんといっても、子ども同伴で参加可能ということ! 子どもと一緒に企業と話をすることができるんです。そんなイベントの様子をぶっちゃけ詳しくご報告しちゃいます。
プログラム
SAITAMA在宅ワークビジネスマッチングフェア2017
日程:2017年10月3日(火)11:00~15:00(参加時間は自由)
会場 大宮ソニックシティホール4階 国際会議室
主催 埼玉県女性キャリアセンター
参加費:無料
参照埼玉県女性キャリアセンター在宅ワーカー育成事業
参加企業は41社、在宅ワーカーは100名が参加するという、これまでで最大規模のイベントだそうです。
時間内すべてがフリータイム。
参加企業41社分のテーブルがあり、在宅ワーカーは企業の担当者と自由に話をすることができます。
業務の詳細を聞いたり、名刺交換や、自分の成果物を見てもらったり。
皆さん積極的に自分を売り込んでいました。
企業との面談
会場内には、会社別・業務内容別の仕事情報が張り出され、在宅ワーカーはこれを見て話をしたい企業を選びます。
(この情報、事前にメールで送ってくれれば、もっと効率的に取りこぼしなく企業さんと話できるのにと思いました。)
企業側には、在宅ワーカーが登録した経歴やらプロフィールが事前に提出されており、企業が面談を希望する在宅ワーカーの登録番号がホワイトボードに張り出されています。
在宅ワーカーはこのボードを見て、「あっ自分の番号がある」「あれっ?自分の番号は??」と一喜一憂するわけです。
もちろんこのボードに番号がなくても自由に面談ができます。企業もたくさんの人と話をしたいですから、番号ない人の方が多いです。
オリエンテーション
初めて参加する人向けのオリエンテーションがあり、会場内の説明や、こうするといいですよというアドバイスをくれます。
間違ってはいけないのは、在宅ワーカーは個人事業主ですから、雇われるわけではなく契約を結ぶわけです。代表として企業と会うわけですね。
ですからオリエンテーションもさらっと終わります。あとは自分の力で戦場に飛び込んでいかなくてはいけません。
セミナー
会場の一画にはセミナーエリアがあって、税理士による確定申告のセミナーと、弁理士による知的財産のセミナーが、午前と午後の2回ずつ開催されました。
税理士と弁理士さんは、セミナー以外の時間には、個別相談ブースで個別に相談を受けてくれます。こちらも人気で、常に誰かが相談をしていました。私も相談にのってもらいましたよ。
体験コーナー
クラウドソーシング体験コーナーというのもあり、パソコンを使用して、実際のお仕事を体験できるコーナーです。初心者にも優しいですね。
プロフィール写真撮影
そして結構人気だったのが、プロのカメラマンによるプロフィール写真撮影。行列ができていました。プロのカメラマンですからね。女性としてはやはり少しでもきれいな写真にこだわりたいですから。
参加企業について
企業所在地
東京 | 24社 |
埼玉 | 15社 |
神奈川 | 1社 |
群馬 | 1社 |
開催場所が埼玉だったので、東京と埼玉が多いですね。最初から最後まで完全に在宅で可能という企業と、研修期間や会議の時には出社してくださいという企業があったりさまざまです。
業務内容
配られた資料からリストアップしてみました。1社で複数の業務を求めているところもあります。
やっぱりWEB系が多いですね。データ入力も根強いです。
ライターは、取材も含めてというものと、提示した内容でというWEBコンテンツ的なものがありましたが、資料の通りに記載しました。
ライター | 16社 |
WEBサイト制作 | 13社 |
WEBデザイン | 10社 |
データ入力 | 9社 |
WEB管理 | 6社 |
事務代行 | 5社 |
テープ起こし | 4社 |
CAD | 4社 |
システム開発 | 4社 |
DTP | 4社 |
グラフィックデザイン | 3社 |
WEBコンテンツ | 3社 |
チラシ作成 | 3社 |
翻訳 | 3社 |
校正 | 2社 |
コール受電業務 | 2社 |
ディレクター、スーパーバイザー | 2社 |
メールサポート | 1社 |
テレフォンアポインター | 1社 |
モニター調査 | 1社 |
旅行プランニング | 1社 |
まちづくり事業 | 1社 |
驚いたのは、個人事業の方が企業として出展し、在宅ワーカーを求めているということでした。自分の事業の直接的な仕事だったり、事務などの間接的な仕事だったり。私もそこまで稼いでみたい!!
なかには、在宅ワーカーのまとめ役をお願いしますなんていうのがあったり、これって在宅でできるんだ?的なのがあったり。
アイデアしだいでいろんな在宅ワークの可能性があると感じました。
また企業は、在宅ワーカーからの積極的な立案を望んでいる。そしてそれを実践している在宅ワーカーがすでにいるということを感じました。
今まで私個人の感想では、在宅ワークというのは業務の下請け的なイメージでしたが、この会に参加して、大きく変わりました。
これからの時代、介護離職や保育園不足などもあり、在宅ワークがもっと注目を集めるかもしれません。もっと進化した在宅ワーカーの未来があるような気がします。
未経験でもOK?
参加企業41社のなかで、未経験、初心者OKと明記してある企業は9社。プロのみと明記してある企業は2社です。
初心者OK | 9社 |
プロのみ | 2社 |
初心者にも開かれていますね。企業側も可能性を求めています。
在宅ワークの世界、どんどん進化しています。いやぁ~参加して良かった!!