最近は文字起こし(テープ起こし)を勉強する人が増えてきて、過去に比べて「文字起こし技能テスト」のレベルが徐々にあがってきているような気がします。
いままで勉強を続けてきた人も、初めて受験する人も、しっかりと準備をしたうえでテストに臨みましょう。
このテストで850点以上を取ることが、文字起こしの仕事を受注できる目安になるといわれています。
初心者でも、勉強を積み重ねることで十分取得可能な点数ですので、試験日まで一緒にがんばりましょう!!
「文字起こし技能テスト」実施日程
- 第6回「文字起こし技能テスト」
- 試験日:2018年5月20日(日)
- 試験時間:午前10:30~午後12:15まで(休憩含む)
- 試験内容:知識編30分、実技編30分
- 受験場所:自宅にて可能
- 受験費用:5,000円(税別)
- 申込期間:2018年3月1日~2018年4月15日
- 申込先:「文字起こし技能テスト」ホームページ
「文字起こし技能テスト」に向けた勉強方法
公式テキスト・公式問題集
まずは公式テキスト・公式問題集を攻略するのが一番です。私が過去に数回受験した時には、このテキスト・問題集から同様の問題が出題されました。
この3冊は何度も挑戦して完全攻略しておくとよいです。
『文字起こし&テープ起こし即戦力ドリル』
2017年10月に発売された新作。文字起こし業界の第一人者である廿里美さんの書籍です。
140ページの大ボリューム。収録本文・音声データは全て新しく、音声ファイル25点と動画ファイル1点がダウンロードできます。(参照記事:文字起こしの新テキストついに発売!)
『聴く日経』
日本経済新聞の紙面から重要なニュースを1日20分「mp3形式」で配信してくれるサービスです。
「文字起こし技能テスト」では、時事問題がいくつか出題されます。特に、新しい言葉は必ず出題されます。
テレビでは情報量が不十分ですし、新聞ではうっかり読み飛ばしてしまいかねません。ラジオの音声を聞きながら書き起こしをすることで、確実に頭に入るし、文字起こしの実力もついて一石二鳥です。
表記の答え合わせは新聞でできます。毎日の日課にすれば確実に力がついていきます。
参照スキマ時間にはビジネス書を「聴く」。オーディオブックのFeBe
参照日経電子版
便利アイテム
実力を付けることはもちろんですが、便利アイテムを駆使して効率を求めることも必要です。
『共同通信社 記者ハンドブック辞書 第13版 for ATOK』
ATOKのジャストシステムが販売しています。
なんと漢字変換の際の操作により、該当単語の『記者ハンドブック電子辞典』が開きますので、紛らわしい表記の確認が格段と速くなります。
誤表記についても一目で分かる工夫がされていて、大変優秀です。必須アイテムと言っても過言ではないです。
医学辞書版もあります。
参照「ジャストシステム直営ECサイト Just Myshop」
さいごに
小さなことからコツコツと。継続は力なり。試験日まで焦らず計画的に勉強を進めましょう!!