厚生労働省において「平成29年国民年金被保険者実態調査」をおこなっているようです。
国民年金に加入している在宅ワーカーの皆さんは、調査票が届いたら調査に協力しましょう。
国民年金被保険者実態調査とは
国民年金制度に対する意識や周知度、保険料の納め方、就業状況など、今後の年金制度の検討や国民年金の事業の運営に必要な基礎資料を得ることを目的に3年ごとに実施している統計調査です。
対象者
平成29年3月末現在、国民年金第1号被保険者である約1,600万人の中から、約6万人がランダムに選出されるそうです。およそ250人に1人ということになります。
回答方法
およそ250人の代表に選ばれた方には、厚生労働省から調査票が郵送されます。期日までに記入し、同封の返信用封筒で郵送してくださいとのこと。
名前を書く必要はある?
匿名調査なので、氏名を書く必要はないそうです。
整理番号で個人が特定できるんじゃない?
整理番号名簿は、調査票の回収後に削除し、個人は特定できない仕組みにしているそうです。
名簿がいつまでも削除されないという事態を回避するためにも、期日までにきちんと返送したいですね。
なお、調査内容を統計作成以外に用いることは「統計法」という法律で固く禁じられているそうなので、他の目的で使用されることはないそうです。正直に、ありのままを記入しましょう。
回答したくないんだけど?
調査結果は今後の年金制度の施策を決める上で大切な基礎資料となるそうです。およそ250人の代表ですので、誠実に回答しましょう。
現在は会社に就職して、厚生年金に入っているんだけど?
調査票は、平成29年3月末現在の調査なので、記入して返送してくださいとのこと。
違う住所の人の調査票が届いた!
郵便法に基づいて、「誤配達」と書いたメモ用紙を郵便物の表面に貼り付けて、郵便ポストへ投函してほしいとのこと。
前に住んでいた人の調査票が届いた!
郵便法に基づいて、「受取人不在」と書いたメモ用紙を郵便物の表面に貼り付けて、郵便ポストへ投函してほしいとのこと。
他人の調査票を開けちゃった!!
郵便法に基づいて、開封した箇所をセロハンテープでふさぎ、
・誤って開封した旨
・自分の名前と住所
を書いたメモ用紙を郵便物の表面に貼り付けて、郵便ポストへ投函してほしいとのこと。
過去の調査結果
過去の「国民年金被保険者実態調査」の調査結果は、政府統計の総合窓口(e-Stat)のホームページで参照できます。
注意!!
国の調査名をかたって不正に情報を収集する「かたり調査」には十分ご注意ください。